日本電業工作、“圏外”のトンネルや地下工事現場をWi-Fiエリア化できる「FalconWAVE どこでもWi-Fi」

日本電業工作は2013年11月14日、携帯電話サービスの電波がつながらない工事現場をWi-Fiエリア化するためのパッケージ製品「FalconWAVE どこでもWi-Fi」を発表した。12月末までに発売する予定だ。

FalconWAVE どこでもWi-Fiは、長距離無線LANシステムや電源など、工事現場をWi-Fiエリア化するために必要な機器をオールインワンでパッケージ化。長距離無線LANによって、トンネルや地下工事現場などで、無線LANを利用できるようになる。

トンネル作業現場向け「FalconWAVE どこでもWi-Fi」パッケージ
トンネル作業現場向け「FalconWAVE どこでもWi-Fi」パッケージ

特徴の1つは、ソーラーパネルを用いた完全自立運用、蓄電池による運用、商用電源による運用の3つの給電方式が選べること。着工まもない工事現場の場合、商用電源が確保できないケースも多いが、そうした工事現場でも活用できる。無線機の消費電力を2.5Wに抑えることで、ソーラーパネルによる完全自立運用などが可能になった。

また、トンネルなどの湾曲した工事現場においても、500m以上のエリアをカバーできる。日本電業工作が全長約400m・カーブ半径約200mのトンネル内で行った実証実験では、伝送距離400mの地点で12Mbps以上の通信速度を確保できたという。

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