NTT、NTTドコモ、東急不動産およびDXコンサルティングを手掛けるアルサーガパートナーズの4社は2024年2月14日、IOWNを活用した次世代サービス開発に関する協業に向けた検討に合意した。合わせて、その最初の取り組みとして、APN IOWN1.0を活用したリモート会議システム「Secure Hotline Powered by IOWN」の開発を検討することを発表した。
NTTとNTTドコモ、東急不動産の3社は、2023年12月11日に東京・渋谷の「Shibuya Sakura Stage」にAPN IOWN1.0を導入したり、同所でイベント「IOWN WEEK」を開催するなど、渋谷でIOWNの展開を行っている。また、アルサーガパートナーズは創業以来、渋谷を拠点に事業を行っており、2024年には本社をShibuya Sakura Stageに移転する。
4社はアルサーガパートナーズの本社移転を機に、渋谷広域圏からIOWNを活用したサービスの発信を検討することに合意し、リモート会議システムの開発の検討に至った。
開発を検討するシステムは、IOWNの「低遅延・ゆらぎゼロ」の特性を活用し、離れた場所のパートナーと対面しているかのような臨場感ある会議体験の提供を検討するという。
また、IOWN専用線による高いセキュリティにより、経営会議や未公開情報を含む会議、株式にかかわる企業同士の合意決定といった機密性・秘匿性が重要視されるケースでも安心して利用できることや、誰もが快適に操作できるUI/UXデザインの実現を目指すとしている。
サービスの提供主体・提供価格などは今後検討し、別途発表する。
