ヤマハL2スイッチに2.5/10G対応の4モデルが追加、PoE+対応も

ヤマハは2023年11月21日、L2スイッチの新製品として、2.5ギガビット/10ギガビットに対応した「SWX2220-18NT」「SWX2220-26NT」「SWX2220P-18NT」「SWX2220P-26NT」の4機種を発表した。2023年12月下旬に発売する。

2023年12月に発売するL2スイッチ4機種

2023年12月に発売するL2スイッチ4機種

今回発売する4モデルは、中規模オフィスにおけるWi-Fi 6/6E対応無線LANアクセスポイント(AP)や、高速な有線LANポートを持つ端末(eスポーツ施設におけるゲーミングPC等)の収容に最適なフロア/アクセススイッチ。Wi-Fi 6/6E対応APや、高性能PCの多くは2.5ギガビットに対応した有線ポートを有しており、これらの機器を多数収容できるよう、2.5ギガビット対応のLANポートを12個(18NT)または20個(26NT)搭載した。

また、上位のネットワーク機器やサーバーとの接続にも適した10ギガビット/マルチギガビット対応のLANポートを4個、SFP+スロットを2個搭載する。Cat5e/6ケーブルで高速化が可能なマルチギガビットにも対応しているため、既設のケーブルを交換することなく、有線LAN環境を高速化できる。

SWX2220P-18NTの利用イメージ

SWX2220P-18NTの利用イメージ

SWX2220P-18NTとSWX2220P-26NTはPoE+(IEEE 802.3at)対応モデルだ。搭載しているすべてのLANポートで1ポート当たり最大30W給電が可能。装置全体では全LANポートから同時に15.4W給電できる。

また、PoE給電をスケジューリングできる機能や、無線LAN APやIPカメラで問題が発生したときに自動的に再起動する機能を搭載し、PoE受電機器の運用をより便利にする。

全4モデルの価格(税込)は以下の通り。
SWX2220-18NT:24万2000円
SWX2220-26NT:29万1500円
SWX2220P-18NT:29万7000円
SWX2220P-26NT:35万7500円

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