低コストで空気環境を可視化するIoTサービス DICが提供開始

DICは2023年9月26日、空気環境可視化IoTサービス「ハッテトッテエアビジョン」と「ハッテトッテアプリ」(iOS/Android用)の提供を同日より開始すると発表した。

DICが提供する空気環境可視化IoTサービス「ハッテトッテエアビジョン」

両サービスとも、同社の無線センサー「ハッテトッテ」と組み合わせて使用する。センサーはシールで貼り付け可能な薄型で、温湿度、照度、CO2濃度が測定可能。通信方式はLoRaWAN(測定)、Bluetooth Low Energy(設定)に対応する。

ハッテトッテエアビジョンはセンサー機材レンタルを含むサービス。1つのゲートウェイで見通し数100メートル、最大100個程度のセンサーからの測定データを受信できるとしている。工場や倉庫、商業施設、オフィスなど屋内の多くのポイントで環境データを簡単に測定できるという。また、計測データをリアルタイムで可視化し、しきい値設定による警告通知も可能としている。

「ハッテトッテエアビジョン」のサービス(イメージ)

「ハッテトッテエアビジョン」のサービス(イメージ)

初期費用の安さを特徴としており、センサー8個、ゲートウェイ1台の場合、初期手数料1万8600円、月額利用料1万9900円となる(税別、年額払いの場合)。設置・撤去の手軽さや、多数のセンサーから分布図を表示し全体の傾向を一目で把握できることも利点という。

ハッテトッテアプリは測定データをスマートフォンやタブレットで直接受信し、測定データの可視化・記録・警告通知が行える。利用にあたりゲートウェイは不要。1個から3個のセンサーかつ見通し距離20メートル程度の範囲という小規模での使用に適するとしている。アプリは無償提供する。

「ハッテトッテアプリ」のサービス(イメージ)

「ハッテトッテアプリ」のサービス(イメージ)

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