ビーマップ、ファーウェイ製APを活用しWi-Fiローミング遅延を低減

ビーマップは2025年10月30日、ファーウェイ製Wi-Fiアクセスポイント(AP)を活用し、Wi-Fi接続時のローミング遅延を体感レベルで解消する新機能「ゼロローミング」を2025年末までに提供開始すると発表した。

同機能は、移動中の端末がAPを切り替える際に生じる通信途切れを抑え、常に最適なAPに自動接続することで、よりシームレスな通信体験を実現するもの。仕組みとして、スイッチ配下の複数APやアンテナユニットを一括制御し、施設全体を1つの仮想的な巨大APとして動作させる「集中型アーキテクチャ」と、複数のAPで同じBSSIDを用い、同一のSSIDを共有することで、端末が接続先を自動的に最適なAPに切り替える「BSSID統一方式」の2つを用意。それぞれの仕組みを現場の要件に応じて柔軟に選択し、幅広い環境でゼロローミングを利用できるとしている。

医療機関や物流倉庫、オフィス、学校など移動を伴うシーンでの利用を想定する。特に倉庫内での自動搬送機や、会議室を移動しながら行うWeb会議など、短時間の通信途絶が業務効率に影響する用途で効果を発揮するという。

BSSID統一方式によるゼロローミングを導入した倉庫のイメージ

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