Wi-Fi 7・5G両対応のモバイルルーター 光通信子会社がMVNO向け提供

光通信の子会社でMVNE(仮想移動体サービス提供者)事業を手掛けるネットワークコンサルティングは2025年10月30日、Wi-Fi 7および5G通信に対応したモバイルルーター「HYBRID Wi-Fi 5G NC03」を11月6日からMVNO事業者向けに提供すると発表した。

Wi-Fi 7および5G通信に対応したモバイルルーター「HYBRID Wi-Fi 5G NC03」

Wi-Fi 7および5G通信に対応したモバイルルーター「HYBRID Wi-Fi 5G NC03」

同社によると、Wi-Fi 7対応のモバイルルーターは2025年10月時点で国内初。また、5G SA(Stand Alone)端末としてKDDIおよびUQコミュニケーションズのIOT(相互接続性)認証を取得済みという。

同製品はクアルコムのチップセットを採用し、Wi-Fi 7において2.4GHz/5GHz/6GHzの複数周波数帯の同時接続に対応。最大64台の同時接続をサポートし、従来比で大幅なスループット向上(下り最大3.5Gbps/上り286Mbps)を実現するとしている。また、SIMはUQモバイルのUQ SIMなどの各MNO/MVNOの物理SIMのほか、eSIMやクラウドSIMにも対応する。海外162カ国・地域でも利用可能だ。

GNSS(全球測位衛星システム)はGPSに加えGlonass、Beidou、QZSS(みちびき)に対応。レンタカーの車両管理、物流トラッキング、防災時の支援用端末としても活用を見込む。5000mAhのバッテリーを搭載し、別売のクレードルを利用すれば据え置き型のホームルーターとしても使用可能という。

参考小売価格は本体が4万5000円、クレードルが5400円(ともに税別)。

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