1.6T光トランシーバーの品質評価 アンリツが200G/Laneに対応したオシロスコープの新オプション

アンリツは2025年9月24日、200G/Laneに対応した60GHz光サンプリングオシロスコープの新オプション「MP2110A-080」の販売を開始した。光トランシーバーの開発・製造向けの同社のオールインワン測定器「BERTWave MP2110A」に搭載することで、1.6T対応の光トランシーバーの伝送品質を評価できる。

アンリツ 「MP2110A-080」

AIデータセンターの拡大に伴い、光通信の速度は800Gから1.6Tへ、伝送速度は50Gbaud(100G/Lane)から100Gbaud(200G/Lane)へ移行しており、オシロスコープにも広帯域化が求められている。MP2110A-080は、120GbaudまでのPAM信号に対応したリファレンスレシーバーとしての性能を備え、信頼性の高いTDECQ評価を実現できるという。

また、4チャネルの光信号を同時に測定できるため、測定時間の短縮と作業効率の向上が可能。2チャネルオプションも用意し、必要に応じて後から4チャネルへソフトウェアアップグレードでき、初期コストも抑えられるとしている。

なお、アンリツは、2025年9月28日から10月2日までデンマーク・コペンハーゲンで開催される光通信分野の国際学会「The European Conference on Optical Communication(ECOC 2025)」に本製品を出展する。

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