ディジ、スマートシティや産業IoTなど向けWi-SUNモジュールを提供開始

ディジ インターナショナルは2025年9月12日、Silicon Labsと協業し、「Digi XBee for Wi-SUN」ソリューションを提供開始した。

同ソリューションは、スマートシティ、公共事業、再生可能エネルギー、産業向けIoT分野に対して、安全で相互接続可能な無線ネットワークの導入を簡素化するように設計されたものだ。

Silicon Labsの通信プラットフォームを基盤としたDigi XBee for Wi-SUNモジュール、LTE・Wi-Fi・イーサネット内蔵のDigi XBee Hiveボーダールーター、クラウド型のネットワーク管理ツールDigi Remote Managerで構成され、すべてのコンポーネントはシームレスに連携する。

Wi-SUN(Wireless Smart Ubiquitous Network)は、国際標準規格IEEE 802.15.4gに基づく無線メッシュネットワーク技術。世界中で1億台以上の機器が導入され、障害が発生しても自動で通信経路を修復する信頼性の高い無線ネットワークだ。

セキュリティ機能として、モジュールおよびボーダールーターの両方にSilicon Labsの認証取得済み暗号化技術(Secure Vault High)を統合し、サイバー攻撃に対する強力な保護をかけている。公式のWi-SUN CERTIFIEDプログラムを通じて、既存のWi-SUNエコシステムとの互換性も確保している。

ディジ インターナショナルが提供する「Digi XBee for Wi-SUN」

また、同社の独自機能により、既存のWi-SUNユーティリティネットワークとの統合が可能で、インフラ共有による導入コスト削減とアプリケーションに新たな価値を提供する。

関連リンク

RELATED ARTICLE関連記事

SPECIAL TOPICスペシャルトピック

スペシャルトピック一覧

NEW ARTICLES新着記事

記事一覧

FEATURE特集

WHITE PAPERホワイトペーパー

ホワイトペーパー一覧
×
無料会員登録

無料会員登録をすると、本サイトのすべての記事を閲覧いただけます。
また、最新記事やイベント・セミナーの情報など、ビジネスに役立つ情報を掲載したメールマガジンをお届けいたします。