エリクソン、ソフトバンクと5G SA拡大や運用自動化推進に向け新契約締結

エリクソンは2025年7月31日、ソフトバンクと4Gおよび5Gネットワーク機器に関する新たな契約を締結したと発表した。今回の合意により、エリクソンはソフトバンクの無線アクセスネットワーク(RAN)のベンダーの一社として、北海道、東北、関東、北陸、東海、および関西の一部地域に機器を提供する。

この契約では、エリクソンの無線機器プラットフォーム「Ericsson Radio System」が採用され、ソフトバンクの4Gおよび5Gネットワークの品質向上を支援する。供給対象には低帯域・中帯域・高帯域が含まれ、5Gスタンドアロン(SA)のカバレッジ拡大や、AIを活用した運用自動化の推進も盛り込まれている。

供給される機器には、最大35%の省電力を実現する軽量Massive MIMO製品「AIR 3255」、広帯域・高容量に対応した「AIR 6476」などの最新無線機器が挙げられている。また、リアルタイムでAIを実行できるベースバンド装置「RAN Compute」も供給対象となる。これらは独自のチップ「Ericsson Silicon」と多コアアーキテクチャ(EMCA)を採用し、AIによる高効率なネットワーク制御を可能にするという。

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