ビルポとNTTドコモビジネス(旧NTTコミュニケーションズ)は2025年7月3日、ビルメンテナンスDXに関する協業を6月より開始したと発表した。
今回の協業を通じ、ビルメンテナンス業務の最適化コンサルティングや、ロボット派遣・運用ソリューションを提供する。具体的には、導入ハードルが低く費用対効果の見込める清掃ロボットの活用推進、ビルごとの特性に合わせた現場スタッフとの協働も加味した最適な導入プランの設計などを支援する。
将来的には、ロボットの台数や用途の拡大に合わせて、ネットワーク環境の整備やICTセンサー、AIの導入を段階的にサポートすることで、ロボット導入効果の最大化およびロボットフレンドリーなスマートビルの実現に寄与していきたいという。
段階的なスマートビル化のイメージ
また、ビルポ開発のロボットプラットフォーム「BILLMS」と NTTドコモビジネスの「Smart Data Platform for City」、ICTソリューション、ネットワークソリューションを連携させ、ロボットによる業務レポートの自動出力や複数ロボット稼働時の群管理・制御、エレベーターなどのビル設備やユーザーアプリとの連携などを実現し、データドリブンなスマートメンテナンス環境の構築を目指す。