KDDIの25年3月期決算は増収増益 来期は高付加価値サービスで“つながる体感”向上目指す

KDDIが2025年3月期の決算を発表。通信ARPU収入に加え、DX事業や金融・エネルギー事業、ローソンの業績などが好調で増収増益となった。来年度は新プラン「auバリューリンクプラン」の提供などにより、ユーザーのつながる体感をより向上させていきたいと松田社長は語った。

KDDIは2025年5月14日、2025年3月期の決算会見を開催した。

KDDI 代表取締役社長 CEO 松田浩路氏

KDDI 代表取締役社長 CEO 松田浩路氏

2025年3月期の連結売上高は前年度比2.8%増の5兆9180億円、営業利益は同比16.3%増の1兆1187億円で増収増益だった。通信ARPU収入に加え、DX事業や金融・エネルギー事業、ローソンの業績などが好調だった。

連結業績ハイライト

連結業績ハイライト

また、2026年の3月期の連結売上高は前年度比7.0%増の6兆3300億円、営業利益は同5.3%増の1兆1780億円を見込む。うちパーソナルセグメントの営業利益は同2.7%増の9010億円、ビジネスセグメントの営業利益は同15.6%増の2720億円を目指す。

2025年度の業績予想

2025年度の業績予想

パーソナルセグメントについては、今年6月にスマホと衛星の直接通信サービス「au Starlink Direct」や一般ユーザーと比べて相対的に多くのリソースを割り当てる「au 5G Fast Lane」をセットにした新プラン「auバリューリンクプラン」を提供開始するが、こうした高付加価値化により、ユーザーの“つながる体感”をさらに進化させていくとした。

パーソナルセグメントの詳細

パーソナルセグメントの詳細

関連リンク

RELATED ARTICLE関連記事

SPECIAL TOPICスペシャルトピック

スペシャルトピック一覧

NEW ARTICLES新着記事

記事一覧

FEATURE特集

WHITE PAPERホワイトペーパー

ホワイトペーパー一覧
×
無料会員登録

無料会員登録をすると、本サイトのすべての記事を閲覧いただけます。
また、最新記事やイベント・セミナーの情報など、ビジネスに役立つ情報を掲載したメールマガジンをお届けいたします。