マカフィーは2012年4月3日、モバイルデバイス管理(MDM)製品の最新版「McAfee Enterprise Mobility Management 10.0」(以下、EMM10.0)を発表、同日から提供を開始した。
今回のバージョンアップのポイントは私物端末の業務利用、いわゆるBYOD向けの機能が強化されたことだ。iOS端末向けの新機能として、個人メールボックスからの社内メールの転送や、社内データのiCloudへの移動を防ぐことが可能になった。また、業務用のメール/連絡先/カレンダーを個人データと分離するAndroid向けのセキュアコンテナ機能のリリースも予定している。
さらに、AndroidとiOSに対応のアプリケーションブラックリストによるアクセスのブロックが可能に。このほか、多数のモバイル端末の認証を迅速に行えるよう、管理性も向上しているという。