PacketLight、光伝送装置の新製品発表 800G対応でAI向けDCIを強化

イスラエルのPacketLight Networksは2025年2月5日、大容量データセンター相互接続(DCI)向けの新製品「PL-8000M」を発表した。日本国内では、同社の総代理店であるアイランドシックスが取り扱いを開始する。

PacketLight Networksの光伝送装置の新製品「PL-8000M」

PL-8000Mは、1Uサイズの筐体に2つの800GプラガブルOpenROADMコヒーレント光モジュールを搭載し、最大1.6Tbpsの伝送容量を実現するマックスポンダ。既存のOTN/DWDMインフラを800G波長でアップグレードし、大規模なAIアプリケーションが稼働するデータセンター間の相互接続において、さらなる高速・大容量の通信を提供するという。

また、本製品には光レイヤーの主要コンポーネントであるMux/Demux、EDFA、光スイッチが統合されており、導入を簡素化しつつ運用コストが削減できるとしている。

100GbE、400GbE、800GbEサービスに対応する標準光モジュールインターフェースを備えているほか、セキュリティ面では、PacketLight製品の特徴であるレイヤー1暗号化に対応。GCM-AES-256暗号化機能を搭載し、安全な通信を提供する。加えて、今後求められるより強固なセキュリティ要件を満たすQKD(量子鍵配送)もサポートする。

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