ビーマップは2024年10月15日、ミリ波帯無線機とポータブル蓄電池を利用した可搬仮設型ブロードバンドバックホールソリューションを発表した。
可搬仮設型ブロードバンドバックホールソリューションの構成例。ソーラーパネル下の機器がクライアントノード「MLTG-CN LR」
同日から千葉・幕張メッセで開催されている「CEATEC 2024」の同社ブース(ブース番号:8H446)で初公開・初展示した。
同ソリューションは、Metaが開発した60GHz帯電波を利用する無線技術・Terragraphに準拠したクライアントノード「MLTG-CN LR」と、MI社のポータブル蓄電池「AirREAL-BATTERY」などを組み合わせて構成する。
最長1kmの対向通信が可能で、軽量で持ち運びが容易なことから、災害時に通信インフラが被害を受けた際に復旧するまでの通信手段として利用できるという。被災地の復旧支援や、避難所での安否確認などでの活用を想定する。