京セラ、5G対応法人向けタブレット新機種 ソフトバンクから来年3月以降発売

京セラは2024年10月7日、法人向け5Gタブレット「DIGNO Tab2 5G」を製品化したことを発表した。2025年3月以降にソフトバンクから販売される。

京セラ製法人向け5Gタブレット「DIGNO Tab2 5G」

主な特徴は3つ。1つめは、本体前面でのNFC読み取りへの対応だ。健康保険証のマイナンバーカードへの移行、クレジットカードなどのタッチ決済の増加などにより、NFC読み取り機会が増加することが予想される。同製品は本体画面でNFCの読み取りが可能であり、業務の効率化を実現するほか、外付けリーダーが不要なため導入・管理コストを低減できるとしている。フロントカメラによるQRコードや一次元バーコードの読み取りも対応する。

2つめは、国内一貫体制による安心・安全と耐久性だ。水回りや屋外の雨でも使用可能な防塵・防水および、75センチの落下を想定した落下試験もクリアする耐落下性能などの高い耐久性を持つ。泡ハンドソープやアルコール除菌シートで手入れでき、清潔に利用できるという。

3つめには現場作業を支える機能性と安心のセキュリティがある。手袋をしたまま操作が可能な「グローブタッチ」や、雨の日や水回りでの濡れた手でも操作が可能な「ウェットタッチ」など、現場作業に役立つ機能を搭載するほか、指紋認証と顔認証の2種類の生体認証に対応している。

本体サイズは約260×169×9.9mm、重量は約530グラム(ともに予定)。ディスプレイは約10.1インチ。OSはAndroid14で、nanoSIMとeSIMのデュアルSIMに対応する。

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