NTTドコモ、4月以降の全機種でSIMロック解除可能に

NTTドコモの山田隆持社長は2010年2月24日に開催した新モデル発表会の席上、4月以降に発売するすべての機種にSIMロックを解除できるソフトウェアを搭載することを明らかにした。

SIMロック解除を希望するユーザーは、ドコモショップ店頭で「携帯メールなど通信キャリアの独自サービスが利用できなくなる」といった注意事項の説明を受けた上で同意すると、解除の手続きが取られる。端末の購入直後でも解除できるほか、解除には数千円程度の手数料がかかるという。

SIMロック解除については、ソフトバンクの孫正義社長が「端末価格が上がるといった不具合が生じる」と発言している。ドコモでは、2年間の契約を条件に毎月の利用料金から端末の代金を一定額割り引く「月々サポート」を3月15日から提供するが、SIMロックを解除するとこうした割引サービスは適用されなくなる。しかし、山田社長によると「端末そのものの価格が高くなることはない」という。

また、ドコモがSIMロック解除で先行する形になるが、「少し長い目で見ると、日本の携帯電話もSIMロックフリーの方向に動くと思う」との見通しを語った。

RELATED ARTICLE関連記事

SPECIAL TOPICスペシャルトピック

スペシャルトピック一覧

NEW ARTICLES新着記事

記事一覧

FEATURE特集

WHITE PAPERホワイトペーパー

ホワイトペーパー一覧
×
無料会員登録

無料会員登録をすると、本サイトのすべての記事を閲覧いただけます。
また、最新記事やイベント・セミナーの情報など、ビジネスに役立つ情報を掲載したメールマガジンをお届けいたします。