新型コロナウィルスの影響が長期化するなか、多くの企業がテレワークあるいはオフィスワークとテレワークを組み合わせたハイブリッドワークを導入している。
テレワークは場所に捉われない柔軟な働き方を可能にする反面、コミュニケーションに関する課題が少なくない。
一例が、オフィスの代表電話への対応だ。
コロナ禍にあっても、代表番号宛てにかかってくる電話を取るためだけに社員が交代で出社するという本末転倒な事態が起きている。
また、テレワーク中の連絡手段として私用端末を使っている場合、プライべートな携帯電話番号を外部に知られるほか、通話料金を気にするあまり手短に用件を済まそうとして意思の疎通がおろそかになってしまう可能性もある。
これらの課題を抱える企業に解決策としてお勧めしたいのが、NECプラットフォームズの「UNIVERGE BLUE」だ。
図表1 豊富なコミュニケーションツールとキーテレフォン/PBXが連動するUNIVERGE BLUE
UNIVERGE BLUEは、ユニファイドコミュニケーション環境を実現するクラウドサービス。大きく4つの機能で構成される。
1つめが、「UNIVERGE BLUE CONNECT」だ。
UNIVERGE BLUEのベースとなるツールで、音声通話やチャット、プレゼンス表示が行える。着信時に応答できない場合、音声やテキストで伝言を残し、後から内容を確認できるボイスメールにも対応する。
2つめが、Web会議ツール「UNIVERGE BLUE MEET」だ。
最大100人まで参加することが可能で、会議参加者はマーカーを使って同時に画面に書き込んだり、テキストで共有メモを同時に書いたりとユニークな機能も搭載している。共有メモについては会議終了後に自動でメール送信されるので、議事録を作成する手間も省かれる。
3つめが、ファイル共有およびバックアップツール「UNIVERGE BLUE SHARE」だ。
最新のファイルをリアルタイムにクラウド上でバックアップする。予期せぬファイルの破損やランサムウェアによるロックアウトでファイルが利用できなくなっても、指定した日時までさかのぼって復元することが可能だ。