脳波計測とIoTカメラで店頭POPを作成、「ニューロクリエイティブ&店頭最適化パック」をQoilら

マーケティングに関するコミュニケーションコミュデザイン事業のQoil(コイル)は2022年2月3日、脳波計測に基づく”足を止める” POP 制作から店頭設置代行、店頭データに基づく効果検証までをワンストップの「ニューロクリエイティブ&店頭最適化パック」を提供開始すると発表した。電通サイエンスジャム、ドゥ・ハウス、Flow Solutionsの協力のもと提供する。
被験者の脳波計測イメージ
被験者の脳波計測イメージ

経済産業省によると、日本においてはいまだに物販のEC率は8.08%に留まっており、リアル店舗が小売業において重要な役割を占めている。

リアル店舗においては、初見でパッと”足を止めたくなる”店頭 POP クリエイティブ(制作物のデザインやコンテンツ)の重要性が高い。しかし、 POP はこれまで担当者の経験則などから感覚的に制作されたまま効果検証も行われないことが多い。さらに、小売の人手不足や業務過多から、そもそも店頭設置率が 20%程度に留まっている。

ニューロクリエイティブ&店頭最適化パックにおいては、電通サイエンスジャムの「ニューロアナリティクスソリューション」を活用することで、ターゲットに応じた被験者の脳波計測を伴う A/B テストを行い 、も含めた科学的に効果の高いPOPを制作することが可能だという。

従来の店頭プロモーションと、ニューロクリエイティブ&店頭最適化パックの違い

従来の店頭プロモーションと、ニューロクリエイティブ&店頭最適化パックの違い
制作後はドゥ・ハウスが設置代行を行い、Flow Solutionsが画像認識技術を用いてPOP 前で立ち止まった人数・性別・年齢層・立ち止まり時間などのデータを収集。データの蓄積と効果検証を繰り返していくことで、より精度の高いPOP制作が可能になる。

立ち止まり検知データに基づく効果検証イメージ

立ち止まり検知データに基づく効果検証イメージ

利用にあたっては、ニューロクリエイティブ POP 制作3回分、店頭設置代行、効果検証3ヶ月分のサービスをワンストップで提供する。

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