早稲田大学とシスコ、テレプレゼンスでグローバル人材を育成

早稲田大学ヒューマンリソース研究所とシスコシステムズは2010年11月25日、共同で開講している「国際ビジネス人材育成講座」について記者説明会を行った。

この共同講座は今年10月30日~11月27日にかけて、大学の学部生および大学院生を対象に実施されているもの。門戸は早稲田大学以外の学生にも開かれており、実際、慶應義塾大学や横浜国立大学、東京大学、日本女子大学、会津大学、関西大学などの学生が参加しているという。

早稲田大学・シスコ
記者説明会はテレプレゼンスを使って実施。中央左が早稲田大学ヒューマンリソース研究所所長で同大学国際学術院教授の樋口清秀氏、中央右がシスコシステムズ代表執行役員社長の平井康文氏

同講座の目標は、グローバルリーダーに求められる能力の育成だ。早稲田大学ヒューマンリソース研究所の樋口清秀所長は「『国際』や『グローバル』の場で働くことの意味を教える。学生の目を開かせて、もっと積極的にさせようという狙いがある」と語った。

また、シスコの平井康文社長は今年10月に発表した新ビジョン「Ignite Japan!」(燃え上がれ、日本!)を紹介したうえで、「広い意味で今後、日本の底力を培っていくもの」と同講座の意義について説明した。

共同講座はシスコの寄付により行われているが、ユニークなのは平井社長をはじめとするシスコの役員が講師を務めるほか、同社の最新テクノロジーが授業に活用されている点である。例えば、テレプレゼンスとWebExを利用し、北京、バンガロール、シドニー等、海外の学生とコラボレーションを行うプログラムなどが提供されているという。

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