「オープンネットワーキングやりたい」なら集まれ!ホワイトボックスも非純正トランシーバーも無料で触れるラボが誕生

ホワイトボックススイッチとか非純正トランシーバーとか使ってみたいけど、予算も時間もないし…。そんな我慢を強いられてきた技術者たちに朗報だ。これらを手軽に無料で触れるラボが誕生した。リモート検証も可能なので、全国どこでもテレワークでも利用できる。具体的に何ができるのか、運営するマクニカに聞いてみた。

ベンダー/ユーザー双方の情報が集まる場所に
このように情報・知識面でも十分なサポートを受けられることが、マクニカ ネットワークOS リモート検証サービスの大きな魅力と言える。日進月歩のネットワーク業界の情報、トレンドを把握するだけでもユーザーにとっては大変な労力だ。特に、まずは限られたベンダーで最適な組み合わせを見つけてCAPEXを削減したいという初級者、そこから少し踏み出してマルチベンダー構成にチャレンジしたい中級者にとって、オープンネットワーキングに関する豊富な知見とノウハウを持つマクニカは頼りがいのある“伴走者”となり得る。

ネットワークを変革していくうえで重要なのは、適切なステップを踏むこと。オープン化と言っても、既存のネットワーク構成をいきなり大きく変える必要はない。手始めとして光トランシーバーをサードパーティ製に変えてCAPEXを大きく引き下げることができれば、1GbE/10GbEから40GbE/100GbEへ増速する道も拓ける。マクニカの顧客企業でも、まずはそこから始める企業も多いという。

このようにベンダー側の情報だけでなく、国内でオープンネットワーキングに取り組むユーザーの動向を知るうえでも、マクニカの知見は役立つだろう。

渡邊氏は例として、「将来的にネットワーク構成を柔軟にしたいという声は多い」と話す。ハードウェア/OS、トランシーバーが単一ベンダーで固定されている状態で他ベンダーに移れば、技術者はすべて勉強し直さなければならない。だが、それぞれがディスアグリゲーションされた状態ならば、例えばハードウェアだけを変えて「持っているナレッジを活かしながら構成を変えることも可能になる。そうした期待を持ってオープン化に取り組まれているお客様もいる」(同氏)。

初心者から上級者まで多くのネットワーク技術者が集まるほど、このリモート検証サービスを提供するマクニカ、そしてユーザーにも多くの知見とノウハウが溜まっていくはずだ。それは、日本企業のネットワークを柔軟かつ使いやすいものに変えていくための推進力にもなる。

欧米よりも遅れていると言われる日本のオープンネットワーキング。その裾野を広げるのに、マクニカ ネットワークOS リモート検証サービスは大きな役割を果たしそうだ。

マクニカ ネットワークOS リモート検証サービス問合せ先
サービス紹介ページ:https://www.macnica.co.jp/go/network-os-remote-service.html
E-mail: mac-opennw@macnica.co.jp

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