KCCSのグループ会社・KCCSモバイルエンジニアリング(KCME)は、ユーザー企業やSIer向けのデバイス「SIGFOXマルチアダプター」やクラウドサービス「SmartBee」を紹介している。
SIGFOXマルチアダプターは、センサなどを搭載したエンドデバイス。温度センサ、加速度センサ、ボタン、シリアルインターフェイスを搭載し、それらのデータをSIGFOX経由でクラウドに送る。
左から黒、青、白と並んでいるデバイスが「SIGFOXマルチアダプター」の試作品。ボタン機能を使う場合は、ボタンが押されたことをスマートフォンなどに通知できる |
KCMEのソリューション開発部副責任者・椎野創氏はSIGFOXマルチアダプターについて、「展示しているものは試作品で、現在作成中の商用品は、今年の7月末~8月にかけて提供できるようになる見込み。1年間の通信費込で9000円前後を予定している」と説明する。
同社は、SIGFOXマルチアダプターから集めたデータを加工・表示するためのクラウドサービス「SmartBee」も用意しており、「ユーザー企業、SIer、プラットフォーマーなど、各社の要望に応じたサービスを提供できるように準備している」(椎野氏)という。
KCMEが提供する「SmartBee」の画面 |