幅62.8×奥行52.1×高さ57.9mmという小さなカメラの中に、IoTゲートウェイ機能を搭載。また、無線LANに加え、BLE(Bluetooth Low Energy)に対応し、様々なIoTデバイスと通信できるブイログの「VLOG CAM」が狙っているのは、「映像を見ながら、リモートコントロールしたいというシーン」(ブイログブースの担当者)だ。
例えば、IoTのユースケースの1つにスマートホームがある。自宅の照明や空調などを外出先からスマートフォンで制御できるのがスマートホームのメリットだが、自宅の様子を映像で確認しながら、遠隔操作できれば確かに便利だ。
IoTゲートウェイ機能を備えるVLOG CAMなら、映像を見ながらBLE対応の他のIoTデバイスを制御するといった使い方を簡単に実現できる。
ブイログは、湿温度センサーやエアコンの制御機能を備えたIoTデバイス「bPoint COMFORT」(カメラの後方)も提供しており、VLOG CAMを組み合わせて使えば、映像を見ながらのエアコンの遠隔操作がすぐ始められる |
ブースでは、スマートフォンをドアの鍵として使うスマートロックと連携したデモも行われていた。実際に誰が鍵を開けたのか、映像で確認可能だ。VLOG CAMはカメラや外部のセンサーが検知した人の動きなどをトリガーにスマートフォンへ通知する機能も備えている。これを活用し、ドアの開閉毎にスマートフォンへ通知を行い、その映像を確認することもできる。
スマートロックとの連携デモ。部屋の内覧や空き家管理、店舗管理などでの利用を想定しているという |