グループチャットで本社スタッフと営業マンがダイレクトに情報交換
本社スタッフが市場の声を把握するうえで、日報以上に活躍しているのはKDDI Knowledge Suiteの「メッセージ」機能だ。これは、特定メンバー間でテキストメッセージや画像などをやりとりできる、グループチャットの機能である。本社スタッフと営業マンをダイレクトにつなぐ重要なコミュニケーション手段になっているという。
「例えば、『どんなポップを作ると、販売店に喜ばれますか』と本社から営業マンに投げかけると、営業マンたちはいろんな意見を書いたり、参考になりそうな写真を送ります。こうしたことが移動中の空いた時間に、iPadで手間をかけずに行えます」（加藤氏）
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| KDDI Knowledge Suiteのメッセージ機能を使った営業マンと営業企画課のやりとりの一例。営業マンは商談中や移動中のことが多く、電話はなかなかつながらない。また、以前は情報端末を持ち歩いていなかったため、メールをチェックできるのは事務所に帰社してからだった。それがiPadとKDDI Knoweledge Suiteのメッセージ機能を活用し、いつでもどこでもスピーディにコミュニケーションできるようになったという |
店舗向けディスプレイをはじめとする営業・販促ツール制作などを担当する国内営業部 営業企画課 課長の青山桂一氏も、「売れている商品や評判のよいディスプレイの情報などをタイムリーに入手できるようになりました」と語る。
KDDI Knowledge SuiteとiPadを導入したことで、市場の声がどんどん本社にスピーディに流れ込むようになったのである。
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| 青山眼鏡 国内営業部 営業企画課 課長 青山桂一氏 |
さらに、顧客情報についても可視化と共有が進んだ。最後に訪問したのはいつか、担当者の誕生日や趣味など、取引先に関する情報もKDDI Knowledge Suiteに入力され、全社で共有するようになったからだ。「ですから、引き継ぎもスムーズになりました」と自身が最近、営業から営業企画に異動したばかりの青山氏は言う。
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| 顧客管理画面の一例 |
市場の声、顧客情報、そして日々の営業活動の成果――。以前であれば、これらの大事な情報は、その営業マンの中だけで閉じていた。しかし、KDDI KnowledgeとiPadを導入したことで、全社の資産として活用できるようになったのである。
