国内セキュリティアプライアンス市場は7.5％増の442億円、UTMやIDS/IPSが牽引

BUSINESS NETWORK編集部

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IDC Japanは2015年1月5日、国内情報セキュリティ製品市場予測を発表した。

これによると、2014年の国内セキュリティアプライアンス市場は、前年比7.5％増の442億円と推定される。IDS/IPSやUTMへの需要が高いという。2015年以降も、標的型サイバー攻撃対策として、多層防御を備えたUTM製品やIDS/IPS製品に対する需要は高く、またサンドボックスエミュレーション技術などを使った非シグネチャ型マルウェア対策アプライアンス製品への需要も高まる見込み。

国内セキュリティアプライアンス市場の2013～2018年の年間平均成長率は（CAGR）は4.8％で、2018年に市場規模は520億円に拡大する。

セキュリティソフトウェアとSaaS型セキュリティソフトウェアを合わせた国内情報セキュリティ製品市場全体については、2014年は前年比4.7％増の2582億円。2018年までのCAGRは4.0％で、2018年に市場規模は3004億円になるとIDC Japanでは予測している。

国内情報セキュリティ製品市場 セグメント別売上額予測
国内情報セキュリティ製品市場 セグメント別売上額予測

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