
NTTドコモ 執行役員 グループデータ戦略統括部長 鈴木敬氏
「ドコモのマーケティングのプロセスを、AIを使ってゼロベースで再構築する」
AIエージェントがメインテーマとなった「Google Cloud Next Tokyo 26」の2日目の基調講演。その1人として登壇したNTTドコモ 執行役員 グループデータ戦略統括部長の鈴木敬氏が紹介したのは、AIエージェントを活用したマーケティングのフルAI化の取り組みだ。
鈴木氏によれば、NTTドコモでは事業成長の中核に、「お客様1人ひとりとの関係性を深め、ロイヤルカスタマー基盤を拡大していくこと」を据えているという。ただ、このロイヤルカスタマー化戦略は課題も抱えている。
ドコモは1億超のdポイントユーザーを有し、顧客を理解するためのパラメーターも2000種類以上、さらに数多くのサービスが存在している。そのため、ユーザー1人ひとりに最適なマーケティング施策を提供するためには、「膨大なバリエーションの施策の検討・最適化・検証を繰り返す必要があり、人間技では難しい状況になっている」(鈴木氏)ことだ。

膨大な顧客基盤、顧客プロファイル、サービス数を持つゆえ、マーケティングの最適化には膨大なバリエーションの検討が必要となる
そこで現在進めているのが、マーケティング業務のフルAI化である。








