IIJ、LoRaWAN専用電波測定デバイス発売 ゲートウェイの置局設計を支援

インターネットイニシアティブ(IIJ)は2026年7月29日、LoRaWAN専用の電波測定デバイス「LZ-01V3」を開発し、提供を開始した。

LoRaWAN電波測定専用デバイス「LZ-01V3」

LoRaWAN電波測定専用デバイス「LZ-01V3」

LoRaWANを利用した無線センシングシステムの構築に先立ち、センサーとゲートウェイ間の電波状態を測定し、ゲートウェイの設置場所や必要台数を決める置局設計に使用する。LoRaWAN通信環境の構築・施工事業者のほか、自社で電波測定を行いたい企業への提供を想定する。

低消費電力で数km以上の長距離通信がLoRaWANの特徴だが、センサーやゲートウェイの設置位置によっては建物などの障害物の影響で通信が不安定になる場合がある。このため、システムの構築前に電波状態を確認する必要がある。

同製品はアップリンクデータの受信成功回数と電波強度を基に通信状態を判定する。クラウドサービス「IIJセンシングデータマネジメントサービス」と組み合わせ、Webコンソールから電波強度や受信成功率、通信状態の判定結果を確認できる。測定結果はExcel形式で出力し、調査レポートの作成にも利用可能だ。

LZ-01V3とIIJセンシングデータマネジメントサービスを組み合わせた利用イメージ

LZ-01V3とIIJセンシングデータマネジメントサービスを組み合わせた利用イメージ

本体サイズは幅141.0×奥行き81.0×高さ40.0mm、重量は約277g。汎用的なスペクトラムアナライザーより小型・軽量化するとともに、耐久性を高めたという。

LoRaWAN専用とすることで価格は1台4万3000円(税別)に抑えた。利用には別途、LoRaWANゲートウェイ「TLG3901BLV2」、IIJセンシングデータマネジメントサービス、モバイル通信サービス「IIJモバイルサービス/タイプI」が必要となる。

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