マイクロソフト+シスコでUC実現したビーモーション

マイクロソフトのOCS2007とシスコシステムズのIP電話との連携によるUCソリューションを導入したビーモーション。国内では稀な先進事例は、電話主導ではない検討過程から生まれたもののようだ。

家電メーカーをメイン顧客として営業・販売部門のアウトソーシング事業を展開するビーモーション。店舗巡回や営業の代行、家電量販店等に販売スタッフを派遣する販売代行、販促活動の企画・コンサルティングサービスがその主要業務だ。

同社は今年で創業20周年を迎える。家電業界で長年培った実績とノウハウに加え、全国6カ所(札幌・仙台・名古屋・大阪・広島・福岡)に支店・営業所を有し、広域でのサービス展開が可能な点が、顧客企業から高い評価を得ているという。

その事業形態から、日常的に店舗や客先で業務をこなす外勤社員が圧倒的多数を占めるのがビーモーションの特徴だ。正社員・契約社員等の常勤スタッフ約450名のうち、外勤を常態とする者は8割にも及ぶという。本社・拠点側と外勤社員との情報伝達・共有の効率化が課題となっていた。

変化の激しい家電業界でセールスプロモーションのサービスを展開する同社にとって、外勤社員が活躍する“現場”も含めた社員のコミュニケーション環境は業務の質に直結する重要なポイントだ。

この課題を解決し業務効率化を実現するため、ビーモーションはマイクロソフトの「Office Communications Server 2007(OCS2007)」と、シスコシステムズのIP電話システム「Unified Communications Manager(UCM)」の連携、さらにボイスメールも含めたユニファイドコミュニケーション環境を構築した。

月刊テレコミュニケーション2009年3月号から転載(記事の内容は雑誌掲載当時のもので、現在では異なる場合があります)

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