月1回以上のテストとAI活用が復旧力向上のカギ
サイバーレジリエンスの強化のためには、頻繁なテストが効果的な備えになると西賴氏。同社の調査によると、毎月またはそれ以上の頻度でシミュレーションを実施した組織では61%が復旧に成功したのに対し、月1回より少ない頻度でしかテストを実施していない場合、復旧成功率は38%にとどまったという。
AI・機械学習の活用も重要で、62%がバックアップデータの侵害兆候分析にAI・機械学習を活用している。芳澤氏は「従来のシステム障害に備えた単純なバックアップではなく、攻撃者がバックアップデータを破壊しようとすることを前提にした堅牢なシステムが必要だ」と強調した。
デル・テクノロジーズは、ハードウェアからAI/MLを活用した高度な検知・復旧ソリューションまで包括的に提供し、日本企業のサイバーレジリエンス強化を支援していくとしている。














