KDDIと米T-Mobileが「au Starlink Direct」のローミングで協業 新料金プラン「マネ活2」も提供へ

KDDIと米T-Mobileがパートナーシップを締結した。これにより、au Starlink Directのユーザーは、T-Mobile社がStarlinkサービスを提供するエリアにおいても衛星とスマホの直接通信サービスを利用できるようになる。また、auじぶん銀行との連携を強化した新料金プラン「auバリューリンク マネ活2」「使い放題MAX+ マネ活2」を12月1日より提供開始する。

KDDI 代表取締役社長 CEO 松田浩路氏

KDDIは2025年11月17日、3つの新サービスに関する記者説明会を開催した。

1つめのトピックは、米国の通信事業者であるT-Mobile社とのパートナーシップ締結だ。米T-Mobileと、衛星とスマホの直接通信サービス「au Starlink Direct」のローミング接続を2025年中に開始する。

今回の協業により、au Starlink Directのユーザーは、米T-MobileがStarlinkサービスを提供するエリアにおいても衛星とスマホの直接通信サービスを利用できるようになる。例えば、グランドキャニオンをはじめとするモバイル網の電波が入りにくい米国の観光地で撮影した写真を、Xに投稿することが可能になるとした。

また、「来日したT-Mobileユーザーも、日本で衛星-スマホ間の直接通信サービスを使えるよう、制度面・技術面の調整を進めている」と代表取締役社長 CEOの松田浩路氏は話した。対象はauユーザーと「au Starlink Direct専用プラン+」(他社・UQ mobileユーザーがau Starlink Directを利用できるサービス)の契約者で、「当面は無償で提供する」予定だ。

米国でも衛星とスマホの直接通信サービスが利用可能に

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