GIGAスクールにもWi-Fi 7 法人向けサポート体制も強化
木下氏は、「機器費やライセンス費を抑え、その分を保守や冗長化の費用に充ててほしいと考えています」と語る。その視線の先にあるのが学校市場だ。
文部科学省が取り組むGIGAスクール構想は2024年から第二期の「NEXT GIGA」に入り、2017年からの第一期で導入した機器のリプレース時期を迎えている。このタイミングに合わせてWi-Fi 7への移行を提案するが、目的は単なる更新ではない。
予算の限られる教育現場ではAPのライセンス費用を捻出できず、十分な管理体制を確保できないケースも少なくないという。「TP-Link製品であれば、機器費に5年間の保守費を加えてもリーズナブルな価格帯です」
学校での利用に適しているのが天井設置型のAP「EAP772」だ。マルチギガに対応し、6GHz帯も利用可能なトライバンド構成で将来的な拡張性も高い。木下氏は、低コストを活かして各教室に2台ずつ設置する冗長構成を推奨する。
EAP772
屋外向けには「EAP772-Outdoor」がある。こちらもトライバンドに対応。屋内外を含めたメッシュネットワークを安価に構築できる。日本国内では6GHz帯の屋外利用に制限があるため、現状はVLP(Very Low Power)での利用となるが、AP間で100m級のメッシュリンクを構築できる性能を備える。
EAP772-Outdoor
製品の充実に伴い、ティーピーリンクジャパンでは法人専任エンジニアを増員しサポート体制を強化。「メールでの導入相談も受け付けています。これを機に、使い勝手とコスト効率の良さをぜひ知っていただきたいです」と木下氏。
TP-Link製品が、法人Wi-Fi市場のゲームチェンジャーになる可能性は高い。
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