「UWBはこれから急激に伸びていく」 半導体ベンダーのQorvo Japanが事業説明会

Qorvo Japanが大きな成長を期待するのがオートモーティブ向けUWB市場。「今、ほぼゼロの市場が2026~2027年から急激に伸びていく」という。

Qorvo JapanでJapan Country Managerを務める大久保喜司氏

Qorvo JapanでJapan Country Managerを務める大久保喜司氏

モバイル向けのRF(無線周波数)製品などを得意とする半導体ベンダー、Qorvo(コルボ)の日本法人であるQorvo Japanは2024年7月31日、同社の取り組みを紹介する記者説明会を開催した。

「これまでは、こちらから売り込まなくても、お客さんがQorvoを知っていて買ってくれることが多かった。しかし、新しい製品が増えてきたことから、我々から自主的にプロモーションし、その価値を分かっていただくことが、さらに重要になってきた」

今回、記者説明会を開いた背景について、Japan Country Managerの大久保喜司氏はこのように説明した。

Qorvoの概要

Qorvoの概要

米国に本社を置き、ナスダックに上場するQorvoの従業員数は、グローバルで約5800名、昨年度の売上高は約38億ドルだ。「スマホ向けの売上がグローバルでは半分くらいを占める」ほか、ホームゲートウェイ等のネットワーク機器、車載機器、防衛産業など向けのRF製品や電源関連製品がQorvoの主要事業。

そして今、“新しい製品”として注力している1つがUWB(Ultra Wide Band:超広帯域無線通信)である。

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