全キャリアの子ども用プランで最安値
本プログラムの詳細について説明したマーケティング企画本部 サービス企画推進部 副部長の三浦愛子氏は、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの子ども向けプランと比較して「最安値」であることを強調した。
他キャリアはいずれも月額500円前後で利用できるキッズ携帯を提供しているが、家族との通話やメール、見守り機能などがメインだ。「日常の様々なシーンでデータ通信が利用できる」スマートフォンとしては、他社に比べてかなり割安で利用できることから、「子どものスマホデビューに最適」とアピールした。
他社のこども用プランとの比較
なお、本プログラムの開始に伴い、最強青春プログラムの適用年齢は13~22歳に変更される。現在、最強青春プログラムを利用している12歳以下のユーザーは自動的に最強こどもプログラムへ移行する。
また、こどものスマホ利用における安全を確保するため、年齢に応じたフィルタリングを簡単に設定でき、かつ、こどもの利用状況をモニタリング可能な「あんしんコントロール by i-フィルター」も提供する。
オプションで利用できるフィルタリングサービス
今では小学生がスマホを持つことも珍しくなくなったが、普及率は1~3年生で27.2%、4~6年生でも43%とまだ半数に満たない。家族と若者向けの施策で成果を挙げた楽天が、まだ未開拓の“U12市場”をどう攻略するか、注目される。