Extreme Networksは2024年3月1日、日本市場の事業戦略に関する記者説明会を開催した。
ネットワークソリューションを展開する同社の地域別売上比率は、南北アメリカが50%、欧州が40%、APACは10%となっている。APACは地域別の売上は最も低いが、そこに含まれる日本は、国別で見た成長率が最も高いという。
国別では、日本市場が急成長している
「前年同期比120%増で伸び率は1位。これは競合他社からシェアを取り続けていることを意味している」とExtreme Networks プレジデント&CEOのエド・メイヤーコード氏は語った。
Extreme Networks プレジデント&CEO エド・メイヤーコード氏
同社 APAC担当 CTOのジャスティン・ハースト氏はAPACを統括しているが、なかでも日本市場を重視していることから、東京に拠点を構えている。
ジャスティン氏は日本市場について、「顧客はセキュリティや信頼性、柔軟性を求めているが、その要求度が非常に高い。我々が日本市場でイノベーションを展開するには、これらのニーズを満たすものでなければ受け入れられない」と説明した。
Extreme Networks APAC担当 CTO ジャスティン・ハースト氏
その対応策として、例えばセキュリティでは、マイクロソフトと連携。「当社のネットワークアクセスのセキュリティと、マイクロソフトのエンドポイントやデバイスのセキュリティを組み合わせることで、より包括的なセキュリティエクスペリエンスをお客様に提供している」という。