スマートフォン向けビジネスアプリケーション開発は普及するのか?

フィーチャーフォンのシェアを侵食し始めているスマートフォン。ビジネスアプリケーションの開発という視点で見ると、すでにフィーチャーフォンを凌駕しているというシステムインテグレータ(SIer)は多い。本稿では、SIビジネスの視点からフィーチャーフォンと比較し、スマートフォンがなぜビジネスアプリケーション開発のターゲットとして有望なのかを整理してみた。

世界に通じる開発ノウハウが確立できるスマホへ参入するSIerは増える

最後に「SIerから見たポテンシャル」についてであるが、スマートフォンは全世界で広く普及しつつあるため、スマートフォン向けに作成したアプリケーションは、多言語対応さえ行えば全世界で利用ができる。アプリケーションの作成時に蓄積されたノウハウも全世界で利用可能なものとなる。

また、スマートフォンアプリケーション開発のノウハウは、スレート端末でのアプリケーション開発でも利用することができる。

このため、SIerがスマートフォンアプリケーション開発に取り組む意義は大きく、フィーチャーフォン向けのアプリケーションに取り組む会社に比べ、スマートフォン向けのアプリケーションに取り組む会社は多くなると予測することができる。

ここまでの結果から、スマートフォンはフィーチャーフォンに比べ、

清水純平(しみず・じゅんぺい)

モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)認定シニアモバイルシステムコンサルタント(SMC)
ウェブテクノロジー株式会社 ソリューション統合開発部 所属。大規模システム開発のアーキテクト作業及び、新技術を基としたサービスの企画業務に従事。

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