Web会議としても使えるビジネスホン～NECインフロンティアがAspire Xで新提案

坪田弘樹（編集部）

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NECインフロンティアがIPビジネスホン「Aspire X」のソフトフォンを強化し、最大8端末のWeb会議を可能にした。競合するWeb会議と比較しても割安な価格水準となっている。

「Web会議だけ」でも販売

さて、電話システムにWeb会議機能をアドオンできるのならば、当然、その逆も可能だ。NECインフロンティアは“Web会議機能のみのAspire X”の販売も開始する。もちろん導入後に主装置へユニットを追加し電話機を購入すれば、電話とWeb会議の統合システムとして運用することができる（図表1）。

図表1　Web会議システムから電話設備へのアップグレード
図表1　Web会議システムから電話設備へのアップグレード

「Aspire X Web会議システム」を新規導入する場合の価格（電話機・PC、カメラ、工事費等は除く）は、端末ライセンス4台分の構成で32万6000円、8台分構成で42万2000円。この価格と、シェア上位のWeb会議サービス2種を1年間利用した場合のコストを比較したのが図表2だ。それぞれ機能差があるうえ、最大端末数が少ないAspire Xと単純比較するのは乱暴だが、競合と比べても割安な価格水準にあるだろう。

図表2　主要なWeb会議サービスとのコスト比較
図表2　主要なWeb会議サービスとのコスト比較

月刊テレコミュニケーション2011年1月号から一部再編集のうえ転載（記事の内容は雑誌掲載当時のもので、現在では異なる場合があります）

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