「5Gは神経網や血管」富士通がローカル5Gの取り組みを公開

富士通は5G/ローカル5Gのラボを2020年3月に設立して以来、パートナー企業とのソリューション共創やPoC検証を約164件実施してきた。それらの取り組みが今、具体的なサービスとして実を結んできたという。

富士通は2022年8月9日、ローカル5Gビジネスに関する説明会を開催した。

説明会ではまず、富士通の5G/ローカル5Gについての考え方を説明。同社は今後10年に向けて、場所や時間といった制約に囚われない「ボーダレスワールド」という世界観の実現を掲げている。このビジョンにおいて、5G/ローカル5Gは人体に置ける神経網・血管のような役割を果たすという。

富士通のテクノロジー観

富士通のテクノロジーおよび5Gについての考え方

「これからは人の行動を、テクノロジーが置き換えていく。あるいは両者が融合していく。例えば人の目はカメラで、人の脳はAIで、人の行動はロボットに置き換えることが可能になっていく。これらをスムーズに置き換える仕組みが無線通信であり、キャリア5Gに加えてローカル5Gが加速させていく」と富士通 グローバルソリューション ネットワーク&セキュリティサービス事業本部 5G Vertical Service事業部長の森大樹氏は語った。

富士通 グローバルソリューション ネットワーク&セキュリティサービス事業本部 5G Vertical Service 事業部長の森大樹氏(左)と、同 シニアディレクターの上野知行氏

富士通 グローバルソリューション ネットワーク&セキュリティサービス事業本部
5G Vertical Service 事業部長の森大樹氏(左)と、同 シニアディレクターの上野知行氏

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