DAZNが2020年のコンテンツ視聴動向を発表、コロナ禍で平均視聴時間は過去最長に

スポーツ専門の定額制動画配信サービスを運営するDAZN(ダゾーン)は2021年2月26日、2020年の視聴データ等を発表した。

2020年のユーザー1人あたりの平均視聴時間は年間80時間となり、前年比1.1倍で過去最長を記録した。コロナ禍でライブスポーツの配信ができない期間もあったが、オリジナルコンテンツの配信を増やしたことなどが視聴時間の増加に寄与したとしている。


1人あたり平均視聴時間の推移

競技別の視聴動向に関しては、明治安田生命Jリーグの合計ライブ視聴数が2019年に比べて118%に増加。30クラブで過去最多の視聴数を更新した。プロ野球についても、1試合あたりの最大視聴数は2019年に比べて185%と大幅に増加している。

デバイス別の視聴動向については、全体平均ではモバイルとリビングルーム(スマートテレビ、Amazon Fire TV StickやGoogle Chromecastなどを通したテレビでの視聴)がそれぞれ3分の1を占めた。プロ野球、欧州サッカーはモバイルから視聴するユーザーが多く、一方Jリーグはリビングルームのデバイスを通して視聴しているユーザーが多いという。

なお、DAZNは2020年12月に、5Gにおいてよりスポーツを身近に楽しめる環境作りのため、動画視聴体験の拡張に向けてKDDIとのパートナーシップをスタートさせている。

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