セキュリティ専用アンテナ搭載のWi-Fi 6 AP「AIRRECT」パナソニックLSから

パナソニックLSネットワークは2021年2月22日、Wi-Fi 6に対応した最大4.8Gbpsの無線LANアクセスポイント(AP)の「AIRRECT(エアレクト) AP-6810」と、無線LANコントローラー「AIRRECT Cloud(エアレクト クラウド)」を2021年4月21日に発売すると発表した。APの値段は18万7800円。

AIRRECT(エアレクト)AP-6810の外観。大きさは230×230×45 mm

一般的なAPは無線LAN環境に不正アクセスするクライアントを検知するために、定期的なセキュリティスキャンをデータ送受信用アンテナを用いたバックグラウンドで実施する。しかし、この方法では不正アクセスの常時監視・防止は困難だ。

AIRRECTはWIPS(無線侵入防止システム)専用アンテナを搭載している。通常のWi-Fi電波とは異なるWIPSスキャン用の専用電波を発信することで未認証デバイスからのアクセスなどを防ぐ仕組みで、不正アクセスを常時監視・防止する。

WIPSアンテナのイメージ

AIRRECTを一元管理するクラウド型無線LANコントローラーのAIRRECT Cloudも同時提供する。ライセンス期間は1年、3年、5年から選択できるという。値段はそれぞれ2万9千円/6万5千円/9万6千円となっている。

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