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ワイヤレスジャパン2019/ワイヤレスIoT EXPO 2019

垂直統合でパートナー企業のIoT活用を支援!――共創事例盛りだくさんのNTTコムブース

文◎村上麻里子(編集部) 2019.05.29

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NTTコミュニケーションズのブースでは、NTTコムが提供する回線を活用した、パートナー企業のIoT事例が数多く紹介されている。

NTTコミュニケーションズ(以下、NTTコム)のブースは、「“つながる”ヒト・モノ・コト!」をテーマに、IoTにおける様々なパートナーとの“共創”事例を中心とした展示となっている。

ハタプロの「ZUKKU(ズック)」は、みみずくをモデルにした小動物型ロボット。10×7.5×6cm、重さ500gと手のひらサイズでありながら、マイクスピーカーやAI、カメラ、通信機能などを搭載する。

 
 手のひらサイズの小型ロボット「ZUKKU」

JALのサクララウンジで利用者の年代・性別に合わせて会話をしながらハワイ島のおすすめスポットを提案するという実証実験を行っているほか、サッポロビールの店頭での販促に採用されている。AIと対話した内容やセンサーで取得したデータはクラウドで共有・分析したり、付属のディスプレイで音声や映像を使って様々な情報を配信することもできる。このため、「介護施設では、健康に関する情報を対話形式で配信するといった使われ方もしている」(説明員)という。

JMACSは、スマートグラスを使った遠隔作業支援システム「nvEye's(エヌヴィ)」を紹介している。
エヌヴィは、スマートグラスに搭載されているカメラが撮影した映像を遠隔地でも共有できるため、現場から離れた場所にいる管理者などが作業状況をリアルタイムで確認することが可能だ。テキストや画像をスマートグラスの画面上に表示させられるので、細かな指示を出すこともできる。

 
 「nvEye's」は、防爆認証スマートグラス「HMT-1Z1」にも対応する

社内LANを利用するLocal版と、インターネットを使うWeb版の2種類があり、導入企業の約8割がLocal版を選択している。工場ではセキュリティの関係から、内部の写真をインターネットで送受信することが認められていないケースが多いのが理由だ。しかし「社内だけでなく、遠隔地にもセキュアにやり取りしたい」というニーズが多く聞かれたため、NTTコムのモバイルVPN「Arcstar Universal One モバイル」のECO 50GBコースに対応した。4月に新設されたコースで、「毎日1時間程度、1カ月間使うのにちょうどいい容量」と説明員は話す。

ドリームエリアの「みもり」は、AIを活用した見守りサービス。小型の専用端末を子供に持たせ、保護者のスマートフォンやタブレットに専用アプリをインストールすると、子供の現在地や過去1カ月間の行動履歴を端末から確認できる。

 
 「みもり」は、右側の緑色の通知専用ボタンで子供の現在地を保護者の端末に知らせる

昨年7月に提供を開始して以来、導入台数は約3000台にのぼる。今年4月から全国のイオンや首都圏のビックカメラで取り扱いが始まったことで、導入に弾みが付いている。

過去に交通事故が発生した場所など危険なエリアをあらかじめ設定しておくと、そのエリアに進入した際に音声で子供に警告を発する機能や、通知専用ボタンを押すと、子供の現在地が保護者の端末にプッシュ通知で知らせる機能などが特に好評だという。

 ブースでは、NTTコムが提供するサービスに関する展示も行われている。

その1つ「IoT Connect Mobile」は、eSIMを使ったIoT向けサービス。日本を含む196の国・地域で利用することができ、遠隔操作でプロファイルを変更することが可能。わざわざSIMを差し替えたり、現地に行って設定を書き換えたりする必要がないので、4月の提供開始以来、海外に拠点を持つ製造業などから多くの問い合わせがあるという。

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