ニュース

NTTコムが2019年度にデータ流通プラットフォームを提供――「フルスタックが強み」と庄司社長

文◎村上麻里子(編集部) 2018.10.09

  • Teitter
  • facebook
  • 印刷

NTTコミュニケーションズの庄司哲也社長は、「NTT Communications Forum 2018」の基調講演で、2019年度中にデータ流通プラットフォームを提供する構想を明らかにした。併せて、eSIMやフルMVNOサービスも国内で開始する。

NTTコミュニケーションズ(以下、NTTコム)は10月4日、都内でプライベートイベント「NTT Communications Forum 2018」を開催した。代表取締役社長の庄司哲也氏は「デジタルトランスフォーメーションが創造する未来――The Future is Here――」をテーマに基調講演を行い、2019年度にデータ流通プラットフォームを提供することを明らかにした。

 
 NTTコミュニケーションズの庄司哲也社長

ICTの活用でビジネスを変革したり、新たなビジネスを創出するデジタルトランスフォーメーション(DX)が注目を集めている。しかし、何から取り組めばいいか分からなかったり、DXを実現して何が変わるのか分からない、と悩む企業が少なくないという。「NTTコムはそうした企業に寄り添い、共にDXを実現する信頼されるパートナー、すなわちDX Enabler(DXイネーブラー)を目指したい」と庄司社長は語った。

続いて、DXが実現された2030年頃にビジネスがどのように変化しているのか、「マーケティング」「ビジネスプロセス」「ワークスタイル」の3つに分けて動画が紹介された。いずれのシーンでもDX実現の重要な要素となっているのが、ビッグデータだ。企業の活動や個人の行動はデジタルデータ化され、そこから得られるビッグデータを分析・加工し、付加価値化するようになると予想する。

このようにデータをインフォメーション、インテリジェンスへと進化させることでDXが実現するため、庄司社長は「データを収集・蓄積・分析するためのプラットフォームが求められる」と指摘。「NTTコムとしてもデータ利活用に最適なデータ流通プラットフォームを展開したい」と述べた。

NTTコムのデータ流通プラットフォームは①柔軟なアーキテクチャー、②豊富な機能のラインナップ、③データを安心して預けられるセキュリティ・マネージドサービスを特徴とする。

 
 NTTコムのデータ流通プラットフォームの3つの特徴

まず柔軟なアーキテクチャーについては、これまで培ってきたSoftware-Defined技術をさらに発展させ、仮想化された様々な機能をユーザーのICT環境の中で最適な場所に配置するマルチオーケストレーターの開発に取り組んでいる。

クラウド上のサーバーやストレージは専用のコントローラーで管理する必要があったが、インフラだけでなく仮想化された機能も含めて一元的にコントロールすることで、迅速な対応が可能になる。

例えば、工場機械の稼働データを収集・活用を例に取ると、データを収集するためのネットワーク、データを保管するストレージ、さらにセキュリティ対策などを準備する必要があり、膨大な手間と時間がかかる。しかし、このデータ流通プラットフォームがあれば、ポータルから要望を伝えるだけで、必要な機能が自動的に配置され、すぐに利用することができるという。

マルチオーケストレーションは、NTTグループの「コグニティブ・ファウンデーション」と呼ばれる仕組みを活用。また、IoTデバイスとしてエッジからのデータ収集をより効率的に行えるeSIMを国内でも提供するとともに、国内外でのIoT利用を想定し、フルMVNOサービスも提供する。

続きのページは「business network.jp」の会員の方のみに閲覧していただけます。ぜひ無料登録してご覧ください。また、すでに会員登録されている方はログインしてください。

  • Teitter
  • facebook
  • 印刷

スペシャルトピックスPR

ntt001
viavi2204
checkpoint2204

>> 今月の月刊テレコミュニケーション

月刊テレコミュニケーション【特集】6Gと未来

<Part1> 6G最新動向 <Part2> 6Gと知財・標準化
<Part3> 6Gとエネルギー問題 <Part4> 通信事業者のメタバース
<Part5> 6G時代のサイバー攻撃


インタビュー国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT) 未来ICT研究所長 和田尚也氏「量子ICTやバイオICTなど従来と全く違う発想で未来拓く」 【ソリューション特集】ミリ波の弱点を克服/5G時代を支える光ソリューション ほか

>>詳しい目次を見る

スペシャルトピックス

ローデ・シュワルツ強みのミリ波技術で6G開発に貢献 1THz対応受信器もラインナップに
ローデ・シュワルツが得意のミリ波技術で6Gへの取組を強めている。

モバイル空間統計が直面した困難「ビッグデータのプライバシーを守れ」<連載>NTTグループのプロフェッショナルたち
モバイル空間統計が直面した困難「ビッグデータのプライバシーを守れ」
NTT Comサイバー攻撃事件の舞台裏「侵入者は対策メンバーのアカウントにもなりすましていた」<サイバーセキュリティ戦記>
NTT Comサイバー攻撃事件の舞台裏

「侵入者は対策メンバーのアカウントにもなりすましていた」
セイコーソリューションズ近づくISDN終了 ワンストップの移行サービスが登場

ハードウェアを設置するだけ!ISDNからIP網への移行をフルサポート。

AirREAL-VOICE2簡単操作でマイグレーション実現
データ通信だけでなく通話・FAXも

アダプターの入替だけで移行が完了するMIの音声対応LTEルーター

NTTデータINSネットの後継ならお任せ!
移行で伝送時間短縮や負荷軽減

INSネットからの失敗しない移行方法をEB/FBの種類別に紹介しよう。

Wi-SUN AllianceWi-SUN認証デバイスが1億台突破
日本発の世界標準規格の普及加速

2.4Mbpsへの高速化など新たな進化も始まっている。

エヌビディアNTTとLINEが牽引する日本の自然言語処理、この2社がリーダーである理由

3月21日から開催の「NVIDIA GTC 2022 Spring」で知ろう!

IoT用のSIMはきめ細かに管理する!
閉域網、帯域確保で安定・安全通信

スマホでおなじみの「mineo」が、IoTでも利用を拡大している。

NEEDLEWORK(ニードルワーク)ネットワークテストの負担から
SIerを解放する自動化製品!

200時間の作業が数10秒の例も!
テストの品質向上にもお勧めだ。

フォーティネット5G特有の脅威に備え、セキュアで柔軟なローカル5G・プライベート5G

ローカル5G・プライベート5Gではセキュリティリスクへの対処も必要だ。

Alkira4か月かかるクラウド接続を1日で!

DX時代に欠かせないマルチクラウドネットワークの一元管理が、Alkiraなら内製でも容易に実現可能

IoT Connect Mobile Type S柔軟なIoT回線で閉域にも大容量にも
IoTの「分からない」を一緒に解決

ユーザーの要望に合わせて柔軟にプランを選択できる!

ホワイトペーパー

アクセスランキング

tc202012

「通信」の力でビジネスを進化させるbusinessnetwork.jp

Copyright(c) 2020 RIC TELECOM Co.,Ltd. All Rights Reserved. 記事の無断転載を禁じます
当ウェブサイトはCookieを使用しています。閲覧を続ける場合、プライバシーポリシーに同意したことになります。