ソフトバンクとファーウェイ、赤坂で4.5GHz帯を利用した5Gの実証実験

ソフトバンクは2017年12月20日、5G(第5世代移動通信システム)向け周波数候補帯の1つである4.5GHz帯の実験試験局免許を取得したと発表した。これからファーウェイ・ジャパンと協力し、東京・港区の赤坂エリアで5Gの実証実験を行う。

赤坂の実証実験で利用する周波数帯は4.5GHz帯、帯域幅は100MHz、基地局数は3局。5Gの商用サービスを想定し、高層ビルなどの遮蔽物があるフィールド環境での電波伝搬特性を確認する。また、高速移動時のハンドオーバーの動作、Massive MIMOやMultiUser MIMOなどの要素技術を用いた超高速ブロードバンド通信やコアネットワークの動作などを検証する。

今回の実証実験で使用するMassive MIMO基地局装置(ファーウェイ製)

ソフトバンクはこれまで、東京臨海副都心(台場地区)において5Gのフィールド実証実験を実施してきた。今回は人口が密集し、多くのトラフィックが発生する都心部で実証実験を行うことにより、実際の使用環境に近い状況での5G性能を検証するという。

関連リンク

RELATED ARTICLE関連記事

SPECIAL TOPICスペシャルトピック

スペシャルトピック一覧

FEATURE特集

NEW ARTICLES新着記事

記事一覧

WHITE PAPERホワイトペーパー

ホワイトペーパー一覧
×
無料会員登録

無料会員登録をすると、本サイトのすべての記事を閲覧いただけます。
また、最新記事やイベント・セミナーの情報など、ビジネスに役立つ情報を掲載したメールマガジンをお届けいたします。