WAN高速化だけじゃない! リバーベッドのITパフォーマンス向上策の全体像を聞く

「医師にたとえると、ITパフォーマンスの“診断”と“治療”を提供するのが我々の役割」。リバーベッドテクノロジーのロバート・ヒーリー氏は自社についてこう説明する。WAN高速化だけにとどまらない、リバーベッドのトータルなソリューション戦略を聞いた。


――「WAN高速化といえばリバーベッド、リバーベッドといえばWAN高速化」というイメージを持っている人は多いと思いますが、リバーベッドはWAN高速化装置だけのベンダーではありませんね。

ヒーリー 2002年に創業したリバーベッドは、設立からちょうど10年が経過しましたが、最初のターゲット市場がWAN高速化でした。今でもWAN高速化装置「Steelhead」は一番のコア製品ですが、現在ではSteelheadも含めて合計5つの製品ラインを展開しています。

アプリケーションデリバリーコントローラ(ADC)の「Stingray」、クラウドストレージ高速化の「Whitewater」、支店からのデータセンターストレージアクセスを高速化する「Granite」、ネットワークパフォーマンス管理(NPM)の「Cascade」です。

リバーベッドは、自分自身のことを「ITパフォーマンスプラットフォーム」と位置づけています。ITパフォーマンスのマネジメントとアクセラレーション――医師にたとえると、「diagnosis(診断)」と「cure(治療)」を提供するのが我々の役割です。CascadeでITパフォーマンスに関する問題点を突き止め、そのうえでSteelheadやStingrayといったクスリを処方するというわけです。

リバーベッドテクノロジー アジアパシフィック&ジャパン マーケティングエヴァンジェリスト ロバート・ヒーリー氏
リバーベッドテクノロジー アジアパシフィック&ジャパン マーケティングエヴァンジェリスト ロバート・ヒーリー氏

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