KDDIは2012年4月9日、au携帯で03や06などから始まる固定電話番号による発着信が可能になるサービス「auオフィスナンバー」を発表した。法人向けに4月10日から提供を開始する。
同サービスでは、発信時に0077-26＋相手先番号をダイヤルすることで、携帯電話番号ではなく、あらかじめ登録された固定電話番号を相手に通知することが可能。また、auオフィスナンバーとして登録された固定電話番号宛ての着信を、登録したau携帯に着信させられる。基本料金は、一時金が1番号当たり105円、月額利用料が同840円。
携帯電話番号を取引先などに知らせたくない場合や、固定電話が敷設しづらい複合ビル内の店舗や臨時オフィスなどでの利用を想定しているという。auスマートフォン向けには、専用アプリも提供する。
また、au携帯への着信をオフィスの固定電話や自動アナウンスへ転送する付加機能も用意。この付加機能の利用料金は、一時金が1事業者当たり1050円、月額利用料が1番号当たり105円となっている。
auオフィスナンバーの提供エリアは、札幌 (011) 、仙台 (022) 、東京 (03) 、千葉 (043) 、横浜 (045) 、さいたま (048) 、名古屋 (052) 、大阪 (06) 、京都 (075) 、金沢 (076) 、広島 (082) 、高松 (087) 、福岡 (092)で、順次拡大していく予定。また、050番号も利用可能で、こちらは全国に対応する。
