「電話×AI」で認知症チェック、NTT Comが自治体・保険業へ提供

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、電話によって脳の健康状態を確認できる法人サービス「脳の健康チェック」を2024年4月4日から提供開始する。

本サービスは、2022年から順次トライアルを行っている「脳の健康チェックフリーダイヤル」および「脳の健康チェックplus」の機能を拡張したもので、自治体や保険業など法人顧客へ提供する。また、本サービスの提供に伴い、上記2つのトライアルは2024年6月30日をもって提供を終了する。

自治体や保険業などの法人顧客は、本サービスを契約することで、その住民や加入者が利用できるようになる。利用者のチェック結果に応じた認知症予防のイベント企画や新しい保険商品の考案などにつなげることができる。

本サービスの利用イメージ図

本サービスの利用イメージ図

利用者がフリーダイヤル/ナビダイヤルで20秒程度の通話を行い、AIが脳の健康状態を確認。電話という高齢者が慣れ親しんだインターフェイスにより、短時間でどこでも簡単に脳の健康チェックが実施できるのが特徴だ。脳の健康状態の判別はAIが行い、利用者へ電話越しですぐに結果を伝える。

また、チェック結果は利用者へSMSでも送信可能。チェック結果と合わせて、脳の健康を維持するコンテンツを掲載するなど、利用者の行動変容を促すことが可能という。

本サービスの画面イメージ

本サービスの画面イメージ

利用者自身が本サービスの利用履歴を参照できるWebサイトも用意する。Webサイトでは、本サービスの利用履歴とチェック結果に関するアドバイスが確認でき、定期的なチェックを促す。

管理者はダッシュボード画面で利用者の状況を把握し、必要に応じた認知症予防イベントの企画や新しい保険商品の考案などに利用することが可能だ。

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