シスコシステムズは2021年6月24日、NBC Sports Groupの一部門であるNBC Olympicsが、同年7月23日から開催される東京2020大会の番組制作で初めてオールIP配信を実現するためのネットワーキング テクノロジー プロバイダーとしてシスコを採用したと発表した。
発表によれば、東京2020大会では、NBC Olympicsの国際放送センターのオペレーションが初めてオールIPになる。NBC Olympicsによる7000時間以上の放送をサポートするネットワークの構成に 6700台以上のシスコ機器を使用する。
シスコは、Cisco DNA Assuranceを中心とした管理機能を提供。高度な人工知能(AI)、機械学習(ML)、無線センサーを利用してデバイスとサービスの管理を容易にすると同時に、ネットワーク上に起こりうる問題を特定、優先化し、迅速に解決できるようにするとしている。
オールIP国際放送センター オペレーションのその他の主要コンポーネントには、シスコのエンタープライズ、データセンター、サービス プロバイダー向けポートフォリオから全範囲のルーティング、スイッチングやセキュリティ テクノロジーが含まれる。
また、大会期間中、NBCは従業員の常時接続にWebex Callingを利用する。