NTTドコモビジネスと三井情報、IOWN×全国広域分散GPUでゲノム解析の実証

NTTドコモビジネスと三井情報は2026年10月5日、全国広域分散GPU実証環境「GPU over APN Testbed」を活用した、バイオ分野のゲノム解析における分散ワークロードの共同実証を実施したと発表した。

GPU over APN Testbedは、IOWN APN(オールフォトニクス・ネットワーク)を活用し、全国8カ所に分散配置されたGPUを使って計算処理を行える実証基盤。今回の実証では、ゲノム解析ワークロードを1拠点で実行する場合と、全国5拠点での分散実行する場合を比較し、分散効果を実証した。

検証構成の概要図(首都圏のストレージにゲノム解析データを格納し、全国5拠点のGPUで分散解析を実施)

検証構成の概要図(首都圏のストレージにゲノム解析データを格納し、全国5拠点のGPUで分散解析を実施)

なお、ゲノム解析では、①特定の染色体領域に変異がある検体の特定、②特定の疾患リスクとの関連が明らかになっている遺伝型を持つ検体数の集計、③がんの発症につながることが知られている220種類のドライバー変異について、それぞれの変異を持つ検体の特定、という3つのユースケースを実行した。

結果、各ユースケースにおいて、1拠点での分析処理時間と全国5拠点での分散処理時間を比較して、解析時間が25%~29%に短縮されることを確認したとしている。

実証の成果

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