エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)は2025年11月10日、Wi-Fiサービスの認証サービスを整理・拡充し、6つの認証方式として新たに提供を開始することを発表した。

「Japan Wi-Fi 認証サービス」は6方式を選択可能
新たなWi-Fi認証サービスの名称は「Japan Wi-Fi 認証サービス」。国内外で広く利用されている「Japan Wi-Fi auto-connect」アプリと連携したサービスで、エリアオーナーは施設特性に応じた認証方式を選択可能。利用者はどこでも、Japan Wi-Fi auto-connectでシームレスに接続できる。
認証方式は次の6通りだ。
標準モデルの(1)ポータル認証方式は、総務省ガイドラインに準拠しており、SNS・メール認証やコンテンツ制御を組み合わせて安心・安全に利用できる。
(2)認証レス方式も、総務省ガイドラインに基づくモデルだ。チケット入場やカメラ監視がある会場限定で提供が可能で、即時接続で来場者に快適な通信を提供する。

認証レス方式の利用イメージ
(3)国際ローミング方式は、OpenRoamingとeduroamに対応。事前に証明書を有する利用者にログインレスでシームレスな接続体験を提供する。
(4)広告方式は、認証時に広告閲覧を条件とするモデル。広告収益をベースに高速・大容量通信を安定的に提供する。

広告方式の利用イメージ
(5)コード方式は、認証時にチケット等で事前に払い出ししたコード入力を条件とする。チケット等収益をベースに高速・大容量通信を安定的に提供するモデルだ。
(6)アプリ連携方式は、会員向けに802.1X認証による高いセキュリティとお客様アプリによる自動接続を可能とするWi-Fiを提供する。

アプリ連携方式の利用イメージ
本サービスで提供される各認証方式は、NTTBPが展開する無線品質ブランド「BP Wi-Fi」にて検証済みのWi-Fi機器等に対応している。











