エヌビディアがノキアに10億ドルを出資、AI-RANで協業

エヌビディアは2025年10月28日(米国時間)、AI-RAN開発を加速し、5Gから6Gへの移行をリードするためにノキアへ10億ドルを出資すると発表した。

AI-RANとは、5G/6Gの無線アクセスネットワーク(RAN)をAIによる制御で高度化し、かつRAN処理のためのリソースをAIアプリ/サービス提供等にも活用しようとするコンセプトだ。今回の戦略的協業では、エヌビディアの技術/製品を活用した商用グレードのAI-RAN製品をノキアのRANポートフォリオに追加する。これにより、通信事業者はNVIDIAプラットフォーム上で AIネイティブの5G-Advancedおよび6G ネットワークを立ち上げられるようになるという。

また、米国の通信事業者であるT-Mobile USが、6Gイノベーションおよび開発プロセスの一環として、ノキアおよびエヌビディアと協力してAI-RANテクノロジーを推進することも発表した。2026年にテストを開始する予定で、利用者のパフォーマンスと効率の向上を現場で検証する。

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