Coltテクノロジーサービスは2025年10月1日、同社のイーサネット接続サービス「Colt Ethernet」が日本全国で提供可能になると発表した。12月1日から提供開始する予定。これまでは都市部中心のサービス展開だったが、NTT東西が提供するVPNサービス「Interconnected WAN」をアクセス回線として活用することで実現する。
具体的にはNTT東西のInterconnected WANの100Mbpsおよび1Gbpsをアクセス回線として加え、Colt Ethernetを日本全県域で利用可能にする。NTT東西と連携のうえ、Colt単独でのエンド・ツー・エンドの監視による24時間365日対応の保守運用、SLAによるサービス品質保証などを提供する。
Colt アジア太平洋地域社長の水谷安孝氏は次のようにコメントしている。
「Interconnected WANの活用により、全国津々浦々までのサービス展開が可能となった。これにより、全国各地に拠点を置く国内企業のお客様に向けたサービス提供のみならず、Coltが持つアジア各国、ヨーロッパ各国をワンストップで接続、更には多くの海外企業の日本全国への接続が可能となったことを大変意義深く、また有難く思っている」
また、NTT東日本 バリューパートナー部長の武藤健司氏は、「今後もAI活用等によるネットワーク需要の爆発的な高まりに対し、さまざまなパートナー企業との共創を通じてより多くの地域とお客様に高速・大容量・高信頼な通信サービスを提供していく」としている。