パロアルト、「Prisma SASE」刷新 エンタープライズブラウザの保護機能強化

パロアルトネットワークスは2025年9月24日、SASEソリューションの最新版「Prisma SASE 4.0」を発表した。

エンタープライズブラウザ「Prisma Browser」のセキュリティ機能を向上させたことが今回のバージョンアップの柱。ブラウザが業務の中心となるなか、Prisma Browserに「ブラウザ内高度ウェブ保護機能」を搭載し、従来のセキュアWebゲートウェイをすり抜ける暗号化攻撃をリアルタイムに検知・無効化するという。

また、AIを活用したデータセキュリティ機能も追加した。非構造化コンテンツや利用中データを含む機密情報を自動的に分類し、誤検知を従来比で10分の1に削減するとしている。特許や契約書、ソースコードといった重要資産を140以上の機械学習分類とカスタマイズ可能なモデルで保護する。

さらに、サイバー攻撃の標的にされやすいプライベートアプリケーションの保護機能も搭載し、自動適応型の保護機能を提供する。ルールベースのWAFでは対応困難な動的アプリケーションにも対応可能とする。

これらPrisma SASE 4.0の新機能は、2025年後半に一般提供が開始される。

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